鍼灸について

鍼灸について

体には全身に多くのツボ(経穴)が点在しています。そのツボを鍼や灸で刺激することで心身の不調を改善する方法が「鍼灸」です。「はり」と聞くと痛いイメージがありますが、直径0.2ミリ程度の髪の毛より細いはりを使用するので刺された時は何も感じないか少しチクッとする程度です。はりは使い捨てのものを使用するので衛生的で安心してお試し頂けます。

 

鍼灸の効果の一例

肩こり・腰痛
肩こり・腰痛は姿勢や冷え、内臓の不調によって筋肉が固まることで起こります。肩こり・腰痛に効果のある経穴を刺激することで血行を促し、筋肉をほぐれやすくして治療します。
自律神経失調症
疲れ・ストレス・生活習慣によって自律神経のバランスが崩れると頭痛やめまい、イライラ、肩こりなど「不定愁訴」が起こります。経穴を刺激することで自律神経のバランスを整えます。
眼精疲労
目のかすみ、疲れ目、奥の痛み、充血などの眼精疲労は毛様体筋の疲労により起こります。目の周りの経穴を刺激することにより改善効果が期待できます。

 

鍼灸のリスク

副作用ですが、実は鍼治療には全くないわけではありません。高い確率というわけではないですが、一部で副作用の症状が現れている患者も少なくないのが現状です。具体的な症状としては、倦怠感や眠気、ふらつきなどが挙げられるでしょう。施術を受けたことでの疲れから起こる症状とも捉えられますから一概に副作用だとは言い切れませんが他にも治したいはずの症状が一時的に悪化するという副作用もあります。治療の過程であるめんげん反応として現れることもあります。

 

諸外国での鍼灸

日本や中国で広く知られているイメージの強い鍼灸師という仕事ですが実はアメリカの鍼灸業界は非常に盛んです。カリフォルニア州やニューヨーク州を筆頭としてアメリカ国内には約2万人もの鍼灸師が在籍しているといわれています。それだけ需要のある職種として認められているということです。また、世界的に注目を浴びているのが、船上で働く鍼灸師です。スパやマッサージの一環として鍼灸治療も受け入れるために外国の企業が積極的に日本の鍼灸師を採用しています。

TOP